``一意な文字列''

雑多な事柄

2018-01-01から1年間の記事一覧

読んだもの (2018-12)

某豚が虎を泥と油と垢まみれになってのたくらせる漫画に影響されて。何年越しの原作読破だろうか。 某豚漫画からの先入観があるため文書から受ける印象との違いに驚いた。この文章からあの漫画を描き出す宮崎駿は凄い。 ハーゼ大佐が原作では少佐となってい…

読んだもの (2018-11)

まだ11月おわってないけどもう増えないので。 日英語表現辞典読んでるけどこういう類の本を読むと充足感やおもしろさというよりは不安や恐怖をおぼえてしまうということがわかった— 之貞 (@ngsksdt) 2018年11月1日 不安や恐怖をおぼえてしまうのは未知だった…

読んだり観たりしたもの (2018-10)

また月を跨いでから書くことになってしまった。 読んだもの 「わたしの見ている赤色とあなたの見ている赤色は違う」みたいなやつの原典を読んでみたくて。 いろいろ読みとばしてさっぱり頭に残ってない。上の文言みたいなのも出てきたか覚えてない。なんのた…

OSC 2018 Tokyo/Fall へ行った

1日目のほうにいった。 本当は昨日書いておきたかったのだが布団にはいってから思いだしたせいで行動に移せなかった。あまり展示やセッションなどは参加せず、ほぼ懇親会を目的に参加した。 GPD Pocket を持参して飲酒しつつさわっていたら通りすがりの親切…

読んだり観たりしたもの (2018-09)

もう10月になっちゃったけれども。 読んだやつ 土木工事は大変。 表題作が好き。 単行本は既に持ってるが文庫落ちしてくれたので。とくに新しい発見はない。 表紙買いした。まだ読んだことのなかった坂口安吾の作品が収録されていたので満足。 観たやつ 閉鎖…

読んだもの (2018-08)

伊藤計劃とか神林長平とかを読み返してばかりいたせいで新しい本を買っていないように思っていたためここに新しい記事を加える気にもならなかったのだが本を買った履歴を読み直していたら新しい本を買っていたようなので記憶を掘り起して書く。 といっても2…

読んだもの (2018-07)

まだ7月終わらないけどたぶんもうこれ以上本増えないので。 宮崎駿に影響を受けて。 方丈記に沿って灰塵と化した東京を物語るのだとばかり思っていたが著者の方丈記考察だった。 良い本。爆撃で壊滅してゆく東京都下の生活について。 家が焼失して掘っ建て小…

プロジェクタとスクリーン買った

機械を買ったとかであれば https://nosada.hatenablog.com に書くのだが、なんというか今回買ったものはパソコンとか携帯電話とかそういう機械ではなく、どちらかというと雑文として扱うべきかなと思ったのでこちらに書く。 http://amzn.asia/b8j1M8p と htt…

読んだもの (2018-06)

先月は蔵書(なんていうほど大したものでもないが)の整理みたいなことをしていた影響で未読の本を購入するということはなく、既に持っている中から読むということを繰り返していた。 本棚のスペースがなくなってきたので単行本版から文庫版に書い替えるとい…

読んだり観たりしたもの (2018-05)

読んだもの 東独のくすんだ灰色という心象と鮮やかな音楽とが混ざりあって独特の色合いになっている。 これに影響されてバッハのパルティータ(マタイ受難曲がよかったのだが買えなかったの)と平均律クラヴィーアの CD を買った。ミーハーだ。 読み終えてか…

読んだもの (2018-04)

暴力の支配する場を支配するのは誰か。 やがて来る混乱のための予習。 当然だが空から爆弾や砲弾が降ってきても生きているなら飯を食って排泄しないといけない。 労働者は出勤して労働し、公務員は出動してナチス社会に尽す。たまにクーデターもする。それが…

技術書典4へ行った

techbookfest.org上記の systemd-nspawn 本が欲しくて行った。 完全に行動が遅く会場到着が13時半で、ノベルティもなければ会場は大変混雑とすべてが失敗であった。もっと早く行けばよかった。systemd-nspawn 本については来月委託販売されるとのことで、手…

読んだり観たりしたもの (2018-03)

飲酒していたら4月になっていた。2月分を早めに書いたツケが回ってきたのかしらん。 読んだやつ 伝記集なのかなと思っていたがどうも違う。アレントがその人を噛み砕いた結果を記述したような感じ。 雰囲気も規模も異なるが坂口安吾の『オモチャ箱』のような…

読んだやつ (2018-02)

ちょっと早いが今月はもうこれ以上増えないので。 彼は見えすぎる目を持っていた。少なくとも彼自身はそう思っていた。 彼は見えすぎる目に頼りきり、見えすぎる目以外は信用しなかった。 見えすぎる目が嘘だとわかった彼は偽物の目を拒絶し、ついに自分も拒…

OSC 2018 Tokyo/Spring へ行った

OSC へ行った。 展示ブースが建物の低層階と中層階に分断されていて移動に困窮した。 現地への到着が遅すぎた感があり(2日目の14時ごろ)、到着したころにはボチボチと撤収の雰囲気がでていた。 とても、とても個人的な印象なのだが、OSS 系のブースよりも…

読んだり観たりしたやつ (2018-01)

読んだやつ 失なってからはじめて貴重さに気がつく。貴重であっても大切というものではない。あと破滅。 純粋さという主張で覆い隠された盲目。あまりに観念的すぎて空中に浮いている。 破滅を眺めていたひとが破滅に足を踏み入れようとしてみた、が、やめた…