2016-01-01から1年間の記事一覧
読んだやつ 後世から歴史を振り返ればあのときこうすればよかったのではないかと推測が建てられることは必然で、そういう読み方をしてしまうと無益になる。 大きな組織でこのような失敗を積み重ねた結果このような帰結を得たというノウハウ集的な読み方をす…
読んだやつ 妄想が空想によって現実になる。暴力の成就について。 読んでいるというより観ているという感じだった。すごい「映像」だった。 米澤穂信作品で初めてつらくて再読に堪えないというような気分にならなかった。ちょっと言葉が違う気がするが、今ま…
OSC に行った。 どのブースもおれはこういうことをやってるんだと訴える熱量があった。 この熱量がよい成果を生み出し、また人を惹きつける燃料にもなるのだろう。熱量に苦しみを覚えたり狼狽えてしまう者には門戸が閉ざされてしまう。セミナにもすこし参加…
読んだやつ やっぱりよくわからない。チェスを勉強すればフムーとなれるのかしら。 汚いものを堪能したいときに読むとよさそう。 主人公が結局何をしたいのかわからなかった。 ぬるま湯を好んでいるのに気まぐれで熱湯を注いでみてあわてて冷水をいれてぬる…
本を読んだ後とくになにも考えず他の本を読み始めてしまい、いつなにを読んだかということをしょっちゅう忘れてしまう。 最近はいつなにを読んだか管理できるサービスがいろいろあるっぽいが、それを使っているならブログにわざわざ意味のない感想を書いたり…
切り捨てられた自分と切り捨てた自分とがまったく同一という主張をするヒロインは精神的に無性生殖が可能であることも同時に主張している。 読み終えたときはとてもエモくてガクガク震えたけど今振り返ってそのときの気持ちを思い出すのは難しい。 読んでて…
觀たやつ まだ DVD や Blu-lay がでていないので便宜的にサントラをつかう。 2回観に行った。戦争映画だった。『日本のいちばん長い日』を観ているようだった。 読んだやつ 地震雷火事寛容。 金閣を燃やしてさあどうしたというと谷底に自殺用具を棄てただけ…
ずっと言語化したいと思っていたけど勇気が出ずいままでできていなかった。 ウイスキーを飲み飲みしていたら気が大きくなってきたので今がチャンスと思い言語化する。劇場公開日から1週間後に映画館で観たけどその時は特になにも感じなかった。 その後金曜ロ…
なんど読んでも『グッド・バイ』は M. C. の香りがする。未完なのが残念。 ストーリーテリングに長けてても論評は下手な場合もあるんだなあと思った。論評というより愚痴だ。 ことばに対する実験。 アントニー・ビーヴァーの『ベルリン陥落1945』を読んだ結…
戦争にむかうにつれて高まる高揚感と洒落性が敗戦とともに崩壊して陰鬱に向かっていった。
古代の空気を堪能できた。 エレガントというやつは泥臭い調査と試行錯誤の上になりたつのだとおもった。 失意と絶望でウゴウゴしていたところからなんとか物語を綴れるようにまでなってよかったですねという感じ。
読んだもの よかった。サクッと読めてサクッと試せる。 生きるのがつらいという叫び。 相変わらず生きるのつらそうだけどちょっと余裕がでてきたみたい。 観たもの 『交渉人 真下正義』を観て以来ずっと観たかったもの。 微妙だった。『交渉人 真下正義』の…
読んだやつ 田中英光の選集を読むと下手糞な自分語りは人を不快にさせるということがよくわかる— 之貞 (@ngsksdt) 2016年3月23日 觀たやつ 「交渉人 真下正義」を観て以来一度観たいと思っていたもの。 技術者同士の戦いを描いていた。主人公の刹那的な感覚…
2月終わっていないけどこれ以上増えないので書く。 いい本。酒という極めて通俗的な魔物を通して戦後を紐解いている。酒は生活のバロメータなのだ。 あとがきにもあるけど汚物の質感が文字を眺めるだけなのに伝わってくるのすごい。 いつものようなよくわか…
読んだやつ まあよくわからんかった。わからんかったのでどんな内容だったか覚えてない。 重く、そして、エモかった。 重要な事をいろいろ学んだ気がする。とりあえずリストをつかわなくてもいいところでリストを使うのは避けるようになった。 見たやつ ラブ…