``一意な文字列''

雑多な事柄

読んだもの (2018-07)

まだ7月終わらないけどたぶんもうこれ以上本増えないので。

方丈記私記 (ちくま文庫)
宮崎駿に影響を受けて。
方丈記に沿って灰塵と化した東京を物語るのだとばかり思っていたが著者の方丈記考察だった。

東京焼盡 (中公文庫)
良い本。爆撃で壊滅してゆく東京都下の生活について。
家が焼失して掘っ建て小屋に棲んでシラミがわいてゴールデンバットが暴騰しても酒はうまいし生きなければならない。

七胴落とし (ハヤカワ文庫 JA 167)
村上龍だった。陰惨。

言葉使い師 (ハヤカワ文庫 JA 173)
面白かったと思うのだが妙に印象にのこったものが少ない。

狐と踊れ (ハヤカワ文庫JA)
同上。短編集を読むのが苦手なのかしらん。

プロジェクタとスクリーン買った

機械を買ったとかであれば https://nosada.hatenablog.com に書くのだが、なんというか今回買ったものはパソコンとか携帯電話とかそういう機械ではなく、どちらかというと雑文として扱うべきかなと思ったのでこちらに書く。

http://amzn.asia/b8j1M8phttp://amzn.asia/0UpqdPt を買った(うまくはてなから Amazon へリンクを張れずこんなんなっちゃった)。

用途はでかい画面で映画をみたかったというもの。

以下買ってみての感想。

よかった

  • でかい画面で映画をみるとたのしい
    • いつも小さなモニタでみてる映画が画面でかくなるだけで雰囲気がかわった
  • プロジェクタ内蔵のスピーカがそれなりに質がよくてスピーカを買わずともよくなった
    • ホワイトノイズをあまり気にしない程度の耳なので商品の参考にはなりません
  • 説明書よまなくても雰囲気でつかえる
  • 100インチもあるスクリーンだと広げるだけで圧巻
  • プロジェクタがそれなりに小さいので場所をとらない
    • X201s よりはちいさい

わるかった

  • プロジェクタのインターフェースの配置が微妙
    • 左右と背面に分散されててちょっと使いづらい
  • 100インチスクリーンのとりまわしがつらい
    • サイズ的にしょうがない
    • 使うたびに収納から出して終わったらまた仕舞うということをしてるので運用のせいな気がする
  • X201s のウルトラベースから DisplayPort -> HDMI だとうつらず GPD Pocket の micro HDMI -> HDMI しかうけつけなかった
    • これはプロジェクタのせいではない
    • micro HDMI -> HDMI であれば音声出力もプロジェクタ側に任せることができたので結果オーライだと思っている
  • 明るい部屋だと見辛いので部屋を暗くする必要がある

わるかった点のほうが多くなってしまい書いてる本人も辟易しているが、買って本当によかったと思う。 プロジェクタとスクリーンはずっと欲しかったものだが、こんなに手頃に手にはいって満足できるのであれば早く買っておくのだった。

読んだもの (2018-06)

先月は蔵書(なんていうほど大したものでもないが)の整理みたいなことをしていた影響で未読の本を購入するということはなく、既に持っている中から読むということを繰り返していた。
本棚のスペースがなくなってきたので単行本版から文庫版に書い替えるという意味では新しい本を買ったりはした。
そういうわけで下記は書い替えた本です。

ぼくらは都市を愛していた (朝日文庫)
物語の本質ではないが廃墟となった東京(市街地)というイメージはどうしてこう安らぐのだろう。

満願 (新潮文庫)
サラサラ、ドロリ。
余談だが単行本を文庫に書い替えたつもりが既に文庫版のものを持っていたことに買ってから気がつき、文庫版がダブってしまうということをやってしまった。

真実の10メートル手前 (創元推理文庫)
ヨヴァノヴィッチ氏が登場する短編が好き。何度読んでもよい。

ところで文章を書いているうちに新しく買ったものがあることを思い出したので書きます。
ワイド判 風の谷のナウシカ 全7巻函入りセット 「トルメキア戦役バージョン」 (アニメージュ・コミックス・ワイド版)
いつか手元に置きたいと思いつつずっと先延ばしにしていたものを買った。
著者は現代という時代や現代に生きる人間を憎み絶望しているのだと思う。絶望から生まれる物語は鈍い光を放って輝く。

読んだり観たりしたもの (2018-05)

読んだもの

革命前夜 (文春文庫)
東独のくすんだ灰色という心象と鮮やかな音楽とが混ざりあって独特の色合いになっている。
これに影響されてバッハのパルティータ(マタイ受難曲がよかったのだが買えなかったの)と平均律クラヴィーアの CD を買った。ミーハーだ。
読み終えてからどうも定期士官に同情を禁じ得ず切なくなってしてしまった。自らの覚悟を職務に乗せて全うしようとする彼の姿が痛々しい。

ファイト・クラブ〔新版〕 (ハヤカワ文庫NV)
映画の方をふたたび観てそういえば原作読んでなかったなと思いなおして。とりあえず外でごはんを食べたくはなくなる。

神の棘I (新潮文庫)
神の棘II (新潮文庫)
『慈しみの女神たち』とずっと比較しながら読んでた。けどそれはナンセンスかなと思う。
神を愛することを選んだ人間と神を棄てることを選んだ人間が最後に同じ信仰(ディテールは異なる)に辿りつくというのは面白い。ただし神を愛することを選んだひとのほうが恵まれている感があり、後者のひとと同じくどうしてお前だけと言いたくはなる。
『慈しみの女神たち』は生活と思索の方面から描いたがこちらは信仰の方面から攻めたのかしらん。

決定版 2001年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)
物語の詳細を解説してもらうよりファンファーレを高らかに鳴らされてなんもわからん状態にされたほうがよかったのかもしれない。少なくともわたしはそういうほうがよいと感じることがわかった。

だれの息子でもない (講談社文庫)
ビタミンちくわ食べてみたい。

観たやつ

BROTHER [Blu-ray]
生きるの諦めてしまったヤクザはみんな『ソナチネ』っぽくなってしまう。

読んだもの (2018-04)

帝王の殻 (ハヤカワ文庫JA)
暴力の支配する場を支配するのは誰か。

戦時下のベルリン: 空襲と窮乏の生活1939-45
やがて来る混乱のための予習。
当然だが空から爆弾や砲弾が降ってきても生きているなら飯を食って排泄しないといけない。
労働者は出勤して労働し、公務員は出動してナチス社会に尽す。たまにクーデターもする。それが日常だから。
処刑されたり射殺されたり餓死したり爆死したりしてもそれが日常になる。
日常とは柔軟なものだ。

プロローグ (文春文庫)
文庫版がやっと出てくれたのを知ったので。和歌の語彙についての頻度分析が面白かった。
あとはよくある煙に巻かれるやつ。
解説も作品の世界観を流用して独特の雰囲気を出していて愉快だったが、解説なのかと言われると微妙な感がある。

エピローグ (ハヤカワ文庫JA)
煙に巻かれるとかそういうの以前の問題で、おはなしがよくわからなかった……。
物語が人間から独立してしまったので、人間(すくなくともわたし)からの理解を飛び越えたところにいってしまったのだろうか。

絞首台の黙示録 (ハヤカワ文庫JA)
死そのものを丁寧に(綺麗に、ではない)、説明的に描こうとした結果。『死して咲く花、実のある夢』の発展版だと思う。

技術書典4へ行った

techbookfest.org上記の systemd-nspawn 本が欲しくて行った。
完全に行動が遅く会場到着が13時半で、ノベルティもなければ会場は大変混雑とすべてが失敗であった。もっと早く行けばよかった。

systemd-nspawn 本については来月委託販売されるとのことで、手に入りそうなのは幸い。

読んだり観たりしたもの (2018-03)

飲酒していたら4月になっていた。2月分を早めに書いたツケが回ってきたのかしらん。

読んだやつ

暗い時代の人々 (ちくま学芸文庫)
伝記集なのかなと思っていたがどうも違う。アレントがその人を噛み砕いた結果を記述したような感じ。
雰囲気も規模も異なるが坂口安吾の『オモチャ箱』のようなカテゴリの内容か。

休戦 (岩波文庫)
人間へのリハビリテーション
なぜ終戦ではなく休戦なんだと思ったが、地獄だった戦争が終わってもその地獄を誰も理解してくれないという戦争が後におこったために、その幕間であったとの意味を込めたのかな。

あなたの魂に安らぎあれ (ハヤカワ文庫JA)
『膚の下』を既に読んでしまっていたので物語の伏線を気にすることなく気楽に読めた。破滅ではなく終末を迎える準備。

観たやつ

ラストエンペラー ディレクターズ・カット  [DVD]
甘粕大尉役の坂本龍一が狂人っぽかったので観たのだけど狂気はとくになかった。戦争映画によくでてくる日本軍人だった。