``一意な文字列''

雑多な事柄

読んだもの (2018-08)

伊藤計劃とか神林長平とかを読み返してばかりいたせいで新しい本を買っていないように思っていたためここに新しい記事を加える気にもならなかったのだが本を買った履歴を読み直していたら新しい本を買っていたようなので記憶を掘り起して書く。
といっても2冊だが。

堕落論・特攻隊に捧ぐ - 無頼派作家の夜 (実業之日本社文庫)
「特攻隊に捧ぐ」が紙媒体で欲しかったので買った。「もう軍備はいらない」もほしかったがこの本のターゲットとしていた時期からはズレるのでしょうがない。
とりあえず岩波文庫のやつを2冊ひっぱりだしてこなくてもこの本が手元にあれば安吾センセイの文書でだいたい読みたくなるやつが賄えるようになったのでよかった。

ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち
ハックは生き方でエンジニアリングは職業という学びがあった。
エンジニアリングは目的ではなく手段に近い。エンジニアリングが目的になると哀しい。
コンピュータそのものを扱う技術の世界で食べるのであればエンジニアになればよいのだがコンピュータの世界で生きるのならハッカーになるべきなんだろうなと思った。
(2018-09-08 追記:コンピュータに関連する技術を「技術」という言葉にひっくるめていて不快だったので直した。こういう独善的な世界観は良くない)