``一意な文字列''

雑多な事柄

読んだり観たりしたもの (2021-12)

読んだもの

死ぬ瞬間 死とその過程について (中公文庫)
死にゆく人の死への態度についての考察。とても面白かった。理解と納得の違いを意識させられた。

トマス・ピンチョン 全小説 重力の虹[上] (Thomas Pynchon Complete Collection) トマス・ピンチョン全小説 重力の虹[下] (Thomas Pynchon Complete Collection)
読み終えるのに半年くらいかかったんじゃないかと思う。V2 からよくもまあここまで題材を拡げたものだ……。何度か読んではじめて物語が繋がる云々と解説にはあったが、ちょっとこれを再読する体力はもう残っていない。『慈しみの女神たち』が霞んでしまうくらいに濃い、濃いっていうか、なんなんだろうこれは? 混沌としか言い様がない。

観たもの

渇き。
役所広司がすごい頑張ってた。それだけ。