``一意な文字列''

雑多な事柄

読んだもの (2020-04)

5月ももう3日目になってしまった。
電車で行ったり来たりしている間と酒飲んでる間が主な読書時間で、昨今の情勢からその2つがなくなってしまった。こうなると私は本を読まんのだなということがわかった。積読が減らぬ。

愉しかりしわが闇市
混乱の時期に。焼酎と訳されている箇所の違和感のほうが大きかった。標本用アルコールってうまいのかな。


ちなみにこの後シュナップスを飲むようになった。シュタインヘーガーというやつのシュリヒテというのを飲んでいる。
"Trink ihn maerssig, aber regelmaerssig" と瓶に書いてあっておしゃれ。「常飲すれども痛飲するな」と意訳して悦にひたっている。

赤頭巾ちゃん気をつけて (新潮文庫)
流行や時勢に流されず自分で考えて行動していきましょう、みたいなふうに読んだ。爪は剥がれると痛い。

日本海軍400時間の証言: 軍令部・参謀たちが語った敗戦 (新潮文庫)
とても面白かった。失敗した戦争の当事者が戦争をふりかえるのは老境に至って自分の死が見えてこないと難しいのかなと思った。事業の失敗でうける被害に国家の破滅と人命の消耗と国土の荒廃が加えられるので軍は企業よりも厳しい。