``一意な文字列''

雑多な事柄

読んだり観たりしたもの (2020-02)

読んだもの

第二次世界大戦外交史(下) (岩波文庫)
戦争末期に著者が意見を携えて役所に出向いたら厄介者扱いされて取り合ってもらえなかったくだりは面白かった。

好き好き大好き超愛してる。 (講談社文庫)
身体中を虫に喰い荒されるの嫌だな。

最後にして最初のアイドル (ハヤカワ文庫JA)
伊藤計劃トリビュート2で「プロジェクトはプロジェクトでもスクールアイドルプロジェクトの方に大きな影響を受けている」とこの著者が書いてて笑ってしまった記憶があり、ようやくそいつを消化できた。
滅茶苦茶な理屈と滅茶苦茶な筋書があれば滅茶苦茶な状況もちゃんとした物語になるという学びがあった。

オーディション (幻冬舎文庫)
恋は盲目。
物語そのものとは関係ないが https://cruel.org/other/audition.html の書評が『教祖の文学』めいてて面白かった。

海の向こうで戦争が始まる
戦う相手が不在なのでこれは戦争じゃなくて混乱なのではと思った。
汚物をきちんと汚物として描き抜くのに必要なのは胆力。

観たもの

氷の微笑 (字幕版)
篭絡エンドって怖いですね。