``一意な文字列''

雑多な事柄

読んだり観たりしたもの (2019-09)

読んだもの

母性のディストピア I 接触篇 (ハヤカワ文庫JA)
母性のディストピア II 発動篇 (ハヤカワ文庫 JA ウ 3-3)
とても面白かった。取り上げられているアニメ作家でマトモに観たことがあるのは宮崎駿くらいしかないので他二者についてはそうなんだと思う程度にしかならなかったのは残念だが。
ただテーマありきで文章を綴っているような印象が多々あり、『風立ちぬ』の批評についてはテーマにすりよせすぎている感があった。カプロニ伯爵は平和の側に立つ者ではないし、二郎はそもそも飛んではいない、など。

昭和16年夏の敗戦 (中公文庫)
シミュレーションがシミュレーションでおわってしまいカタストロフが起きてしまった。

観たもの

ジャンゴ 繋がれざる者 (字幕版)
なんとなく観たら好きになってしまった。なぜかここ最近はこれを毎週1回は観ている。
多言語話者が言葉をクルクルと変えているのを見るのが好き。

レザボア・ドッグス(字幕版)
雑談シーンが長すぎてこれずっと続くのかなと不安になった。『デス・プルーフ』も観たいんだけどこれ以上に雑談シーンがあるみたいな様子なのでこわい。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド オリジナル・サウンドトラック
映画館で観た。フィクションが持つ力に全幅の信頼を置いていることが伝わる映画だった。ここまで信頼できるとフィクションはとても強力になる。

橋 [DVD]
友軍を殺しすぎてて恐しい。