``一意な文字列''

雑多な事柄

読んだもの (2018-11)

まだ11月おわってないけどもう増えないので。

日英語表現辞典 (ちくま学芸文庫)


不安や恐怖をおぼえてしまうのは未知だったり想像の及ばない事柄に多く触れざるを得なかった為だと思う。

小説 太宰治 (岩波現代文庫)
太宰関連の文書の評価基準を「不良少年とキリスト」においてしまうとどれも大体ああこんなもんかと感じてしまう。
酒をあおり命をあおった結果太宰は土左衛門になって檀は生きのこった。体力の違いかな。

持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない (幻冬舎文庫)
よかった。しかしこの生き方にはコミュニケーションが必要だ。

青線: 売春の記憶を刻む旅 (集英社文庫)
これもよかった。安らぎを得たような気がする。少し路地に入れば違う風景がみえる。

読んだり観たりしたもの (2018-10)

また月を跨いでから書くことになってしまった。

読んだもの

色彩論 (ちくま学芸文庫)
「わたしの見ている赤色とあなたの見ている赤色は違う」みたいなやつの原典を読んでみたくて。
いろいろ読みとばしてさっぱり頭に残ってない。上の文言みたいなのも出てきたか覚えてない。なんのために読んだのか。

アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)
文体のせいかどこか賑やかにみえる銃後の世界。それでも悲惨であり絶望である。

戦争童話集 (中公文庫)
童話としてよりふつうの短編集とみなしたほうがよさそう。

昭和歌謡大全集 (集英社文庫)
大好き。目的さえあれば調布を燃料気化爆弾で吹き飛ばす力を持てる。

観たもの

Grave of the Fireflies / [Blu-ray] [Import]
日本版のパッケージよりもこちらのほうが安かったので。内容に違いはないだろう。
遠い昔に観た記憶のものとなんか全然違っていて驚いた。記憶はアテにならん。

OSC 2018 Tokyo/Fall へ行った

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1日目のほうにいった。
本当は昨日書いておきたかったのだが布団にはいってから思いだしたせいで行動に移せなかった。

あまり展示やセッションなどは参加せず、ほぼ懇親会を目的に参加した。
GPD Pocket を持参して飲酒しつつさわっていたら通りすがりの親切な御人に GPD Pocket2 を触らせてもらい物欲が刺激されてしまった。
低い出費でかなりの量のお酒を飲めて嬉しかった。

今回初めて物販で書籍をいくつか買って帰ったが翌日に肩がぶっ壊れて首が動かなくなることがわかったので次からはちょっと考えようと思う。

読んだり観たりしたもの (2018-09)

もう10月になっちゃったけれども。

読んだやつ

ドランのキャデラック (文春文庫)
土木工事は大変。

シャッフル航法 (河出文庫)
表題作が好き。

王とサーカス (創元推理文庫)
単行本は既に持ってるが文庫落ちしてくれたので。とくに新しい発見はない。

闇市 (新潮文庫)
表紙買いした。まだ読んだことのなかった坂口安吾の作品が収録されていたので満足。

観たやつ

悪の教典
閉鎖された空間で孤立無援になってしまうのはよくない。閉鎖空間で生活する場合は外界との連絡を維持するよう気をつけようと思った。
散弾銃のカートリッジをポケットにしまっておくにも限界があると思うがまあ大変そうですね。

読んだもの (2018-08)

伊藤計劃とか神林長平とかを読み返してばかりいたせいで新しい本を買っていないように思っていたためここに新しい記事を加える気にもならなかったのだが本を買った履歴を読み直していたら新しい本を買っていたようなので記憶を掘り起して書く。
といっても2冊だが。

堕落論・特攻隊に捧ぐ - 無頼派作家の夜 (実業之日本社文庫)
「特攻隊に捧ぐ」が紙媒体で欲しかったので買った。「もう軍備はいらない」もほしかったがこの本のターゲットとしていた時期からはズレるのでしょうがない。
とりあえず岩波文庫のやつを2冊ひっぱりだしてこなくてもこの本が手元にあれば安吾センセイの文書でだいたい読みたくなるやつが賄えるようになったのでよかった。

ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち
ハックは生き方でエンジニアリングは職業という学びがあった。
エンジニアリングは目的ではなく手段に近い。エンジニアリングが目的になると哀しい。
コンピュータそのものを扱う技術の世界で食べるのであればエンジニアになればよいのだがコンピュータの世界で生きるのならハッカーになるべきなんだろうなと思った。
(2018-09-08 追記:コンピュータに関連する技術を「技術」という言葉にひっくるめていて不快だったので直した。こういう独善的な世界観は良くない)

読んだもの (2018-07)

まだ7月終わらないけどたぶんもうこれ以上本増えないので。

方丈記私記 (ちくま文庫)
宮崎駿に影響を受けて。
方丈記に沿って灰塵と化した東京を物語るのだとばかり思っていたが著者の方丈記考察だった。

東京焼盡 (中公文庫)
良い本。爆撃で壊滅してゆく東京都下の生活について。
家が焼失して掘っ建て小屋に棲んでシラミがわいてゴールデンバットが暴騰しても酒はうまいし生きなければならない。

七胴落とし (ハヤカワ文庫 JA 167)
村上龍だった。陰惨。

言葉使い師 (ハヤカワ文庫 JA 173)
面白かったと思うのだが妙に印象にのこったものが少ない。

狐と踊れ (ハヤカワ文庫JA)
同上。短編集を読むのが苦手なのかしらん。

プロジェクタとスクリーン買った

機械を買ったとかであれば https://nosada.hatenablog.com に書くのだが、なんというか今回買ったものはパソコンとか携帯電話とかそういう機械ではなく、どちらかというと雑文として扱うべきかなと思ったのでこちらに書く。

http://amzn.asia/b8j1M8phttp://amzn.asia/0UpqdPt を買った(うまくはてなから Amazon へリンクを張れずこんなんなっちゃった)。

用途はでかい画面で映画をみたかったというもの。

以下買ってみての感想。

よかった

  • でかい画面で映画をみるとたのしい
    • いつも小さなモニタでみてる映画が画面でかくなるだけで雰囲気がかわった
  • プロジェクタ内蔵のスピーカがそれなりに質がよくてスピーカを買わずともよくなった
    • ホワイトノイズをあまり気にしない程度の耳なので商品の参考にはなりません
  • 説明書よまなくても雰囲気でつかえる
  • 100インチもあるスクリーンだと広げるだけで圧巻
  • プロジェクタがそれなりに小さいので場所をとらない
    • X201s よりはちいさい

わるかった

  • プロジェクタのインターフェースの配置が微妙
    • 左右と背面に分散されててちょっと使いづらい
  • 100インチスクリーンのとりまわしがつらい
    • サイズ的にしょうがない
    • 使うたびに収納から出して終わったらまた仕舞うということをしてるので運用のせいな気がする
  • X201s のウルトラベースから DisplayPort -> HDMI だとうつらず GPD Pocket の micro HDMI -> HDMI しかうけつけなかった
    • これはプロジェクタのせいではない
    • micro HDMI -> HDMI であれば音声出力もプロジェクタ側に任せることができたので結果オーライだと思っている
    • (2018-12-11 追記)X201s のウルトラベールから DIsplayPort -> HDMI でも映るようになった。プロジェクタ側の設定がわるかった
  • 明るい部屋だと見辛いので部屋を暗くする必要がある

わるかった点のほうが多くなってしまい書いてる本人も辟易しているが、買って本当によかったと思う。 プロジェクタとスクリーンはずっと欲しかったものだが、こんなに手頃に手にはいって満足できるのであれば早く買っておくのだった。