読んだやつ
伊藤計劃の象徴化。『未知の晩餐』と『怠惰の大罪』がよかった。
サイモン・シンの他の著作とはちがい読んでてワクワクしなかった。扱うテーマのせいか。
映画とは違い技術が物語の主軸になっていた。だがこれは雑想ノートや妄想ノートを冠する他の作品でも同じだ。
エモい部分はおざなりだった。
観たやつ
松田優作がかっこよかった。
痛々しいシーンが結構あって痛々しい……と思ったがもっと痛々しいシーンを痛々しく描いている映画は他にもあり、なんか微妙だった。
厳しすぎて観た後とてもがっくりする。最後の方に流れるロックな感じの君が代がかっこよかった。
日常の有り難みが身にしみた。
破壊と殺戮が厳かにやってくる。
隆盛と滅亡の物語が並列に展開していく。滅亡の物語のほうがそそられた。
蛇足感をときどき出てくるアクションで埋め合わせている感じがして微妙だった。