``一意な文字列''

雑多な事柄

読んだもの (2021-10)

風の歌を聴け (講談社文庫)
10年くらい前の自分をブン殴ってでも無理矢理読ませておきたかった程度にはもっと早く読むべき、出会うのが遅すぎたと思った。しかし10年前に読んだとしてこの物語を楽しめただろうか? あまり自信はない。

1973年のピンボール (講談社文庫)
だいたい上と同じような感想の為省略。

羊をめぐる冒険 (講談社文庫)
村上龍感がでてきてちょっとビックリした。これもおおむね上と同じ感想。

沖縄アンダーグラウンド 売春街を生きた者たち (集英社文庫)
色街は耐用年数を過ぎたらしい。しかしそれを歴史の一幕というだけで片付けるには沖縄は、そのまわりの群島は、傷を負いすぎた。今もなお続く時代の記録。

ダンス・ダンス・ダンス (講談社文庫)
ウエルベックだったら完全なるバッドエンドになって主人公は自殺を選ぶなと思った。ここまで読んで確かにウエルベック村上春樹の影響を受けていると納得できた。それまでは村上龍っぽくないかなと思っていた。