5月分の内容だが5月末日は飲み屋で酩酊していたため書けなかった。そんなもんですよね。
5月分の内容だが6月1日(これを書いている日)までに摂取した内容を含んでいます。
読んだもの
登場人物の知性と地の文の読み易さが連動するのかなり苦痛をおぼえる読書体験だった。
読んでいても面白いと思えず、まったく合わなかった。本当に悲しい。
前書きでハイデッガーだかが書いてたように3巻目から読みはじめたほうがよかったと思ってきた。
観たやつ
『風立ちぬ』が生きねばならぬことを厳しく示すことに比較してこちらは生きねばならぬことを優しく促すものと感じた。
物語がどれだけ穏やかでも荒れても最終的に破滅が訪れることが舞台と背景からわかりきっているので、物語そのものとは違う緊張感が共にあった。
人間であることに絶望したけど人間の歌声を聴いて泣く人間をみてまだまだ人間も捨てたもんじゃないですね、という物語。
笑えなければ沈黙するしかない - megamouthの葬列 を読んで観たいと思ったので観た。
娑婆にはおもしろい世界とおもしろくない世界の間に濁流の崖が残酷に横たわっている。