まだ1月終わってないけどもうこれ以上増えないと思うので。
読んだもの
いきつけの飲み屋で相席になった太宰と三島とがゴッチャになってた人からおすすめされたので読んだ。
サイコパスみたいな警官の行きつく先がなんだか中途半端だったような気がする。
戦場はどこだって泥と排泄物とシラミと飢えだ。
映像だろうが文章だろうが臭気を感じることはないし、感じることもできない。
汚物と猥雑さを描き出すことにかけてこの作家の右に出るものはいないしやたらと句読点がなく脈絡のない文章がダラダラ続く物語がおおくて普通句読点がないと目がチカチカするし文脈を追ってられなくなるんだけどこれはまったくそんなことなくてダラダラ続く文書から汚物と猥雑さが滲んできてああ俺も汚物であり猥雑なんだという気持ちになって切なくなるし時々エヴァ旧劇場版の原風景みたいな描写もあってすごいなと思った。