読んだやつ
三兄弟の名前をアリョーシャしか憶えていないことに気がついたので、つまりそういうことです。
本当は『太陽の帝国』を読みたかったのだけれどどうも手に入りにくそうだったので気軽に入手できそうなものから適当に。
世界が物質的にキラキラ輝きながら破滅に向かう、この破滅は救済でもある、みたいな情景はすごいよかったが、とくに印象にのこるようなものはない物語だった。これが『虐殺器官』でいう乾いている物語ということなのだろうか。
人生は肉体が資本であることがよくわかる。そして肉体が資本なので、老いによってすべてが終わる。
観たやつ
大好き。肉体資本家の興亡と恐怖の持続性。
手や足に釘を打ち込まれるとか鞭で打たれるなどと言葉で書くとそんなでもないけど実際にやられてみると言語を絶する苦痛だよね、という感じ。