``一意な文字列''

雑多な事柄

読んだり観たりしたやつ (2016-11)

読んだやつ

共生虫 (講談社文庫)
妄想が空想によって現実になる。暴力の成就について。

ジャッカルの日 (角川文庫)
読んでいるというより観ているという感じだった。すごい「映像」だった。

儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)
米澤穂信作品で初めてつらくて再読に堪えないというような気分にならなかった。ちょっと言葉が違う気がするが、今まで読んできた他の作品にくらべてさわやかな印象をもった。
「身内に不幸がありまして」はうおそうきたかと思ったがほかは普通のオチという感じ。全体的に楽しめた。
物語が物語を見出して物語を紡ぎ始めるみたいなラストはなんだか SF っぽい。

觀たやつ

殺人狂時代 [DVD]
溝呂木博士だいすき。

天国と地獄[東宝DVD名作セレクション]
よさがあまりわからなかった……。

FURY / フューリー [DVD]
随分前に観たが書いていなかったのでここで。
抹香臭い映画だとおもった。キリスト教の象徴を全面に押し出しすぎてる。プロパガンダなのかしら。
本物のティーガー!!!本物のシャーマン!!!みたいな感動を得るにはご家庭の設備ではきっと不十分で、映画館で観ないと堪能できないのだろうと思う。
シン・ゴジラ』も円盤がでたら絶対に買うが劇場で感じたような感動はないのだろうなと感じ、ちょっと寂しくなった。